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*マリクロ|電子書籍総合出版社 作家ブログ*
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佐々木蔵之介(ささきくらのすけ 1968年2月4日‐)
俳優
俳優は同時進行で、たぶん1つのストーリーを…役の感情でありながら、そして物語を進行しつつ、それ(役)を演じている自分を見ているというのを同時進行で、パラレルであっち行ったり、こっち行ったりしながら、たぶん進めてると思うんですよ。
役だけの気持ちだと、たぶん最後まで行かないんですよ。
もっと俯瞰で、「自分がどう見えているのか、この位置で」というのを考えてるんだと思うんです、見え方とか。
自分の役の感情もコントロールできないけども、それが動いていくのを感じつつ…みんなやってることだと思うんですけど、親と話す時と、友達と話す時と、妻と話す時と、子供と話す時とは演じ分けつつ、客観的に今見ていたり、最終的にどういうふうに話を進めていくのか、というのを考えてると思うんですよね。
じつは舞台は怖いんですけど、怖くて(仕事から)外したいなとは思うんですけど、でもこれはやらなきゃいけないというところの気持ちは、なんかあるんですよね。
何であれ、やっぱり板の上に立たなきゃいけないっていうのは…エネルギー使いますし。
向き合うということですね、やっぱり。
ドラマとか映画は、こんだけやってこのシーン撮ったら、「はい、カット、OK」だったら、2度ともうここ(同じシーン)はやらないです。
舞台は、1ヵ月稽古しても、2ヵ月本番やっても絶対やるんです。
「OK」が一度も出ない、出ることがない、ずーっと毎日やり続ける、毎日。
「いけた、成功した」と思っても次の日やります、その日の夜やります、失敗しても次の日できますけど、ずーっとやり続けるんです、頭からケツまでを。
OKがないんです、一度もOKがない、一度も「はい、できました、OKです」っていうことが一度もなく最後まで、千秋楽まで。
千秋楽が終わっても、「はい、今のOKでした」とは言われないです。
もう、できたら、やりたくないんですけど、そこはやっていかなきゃいけないんじゃないかなとは思うんですよねぇ。
自分でOK出てしまったら、もう行かなくなる、先に進まなくなる。
やっぱり足りないから次行こうと思うんですね。
だから、それ(舞台)を続けていくんだと思うんですね。
僕がなぜ、お芝居を選んだかっていうたら、(人生を)このままでは終わらせられないっていうのが未だに続いてるっていうことだと思います。
(NHK『SWITCHインタビュー 達人達』より)
唐沢寿明(からさわとしあき 1963年6月3日‐)
俳優
僕が(スーツアクターを)始めた頃っていうのは、アクション系のスタントもやったり、いろんな(着ぐるみの)中に入ったりとか、あとはスタッフの手伝いもしてましたし、どっちかっていうとスタッフ側ですよね、裏方ですから。
で、その人たちが表に出てる人間のどこに頭にくるとかね、どこに腹が立つってことも知ってるんですよ、俺。
いろんな人の話聞いて、「あの野郎!」とか「あの女優!」とか言ってる照明さんとかいるんですよ。
その理由を訊くと、わかるから、今自分がこうなってみるとできなくなってんですよ、それが、わかるから。
基本的にデビューしてから、衣装とかメイクとかヘアスタイルとか自分で決めたことは1度もないんですよ、今でも。
それはやっぱり、傍から見て、「この役だから、この衣装持ってきました」って衣装さんが持ってくるわけじゃないですか、だからそれを着るのが一番正しいんですよ。
やっぱり客観的にものを見て衣装とかも持ってくるし、ヘアスタイルもそうやるじゃないですか。
ぼくが、「これ、こういうふうにする」とか、「これ着たい」っていうと、それは自分が着たいもので、自分がやりたいヘアスタイルだから、それは役じゃないんですよね。
だから、多少カッコ悪い髪型だと思っても、その(役の)人になったら、(その人が)するんだったら…ね、その人がやるなら(自分は)しますよね、やっぱり、うん。
経験しないと、どうしても僕らは…本を読んでも演技の勉強にはならないので、どうしても。
本当に、その人と会話してみたり、何人(なにじん)でも…いろんな人と会って、いろんな話をすることがたぶん一番勉強になりますよね。
自然にやるってのが一番難しいですよね。
たとえば、普通の人で会話してる時に棒読みの人っていないじゃないですか。
いませんよね。
でも、なぜか演技になると棒読みになる人がいるじゃないですか、あれ不思議だと思いません?
あと、臭くなる人とか。
「なぁにぃ〜」って(日常で)言わないじゃないですか。
普段、言ってないのに、芝居になるとそうなる人がいるんですよ。
そういうのも反面教師というか、見てね、なるべく自分はそういうふうにならないようにしたいなぁって思う。
それはそれで、だから見たもので勉強にならないものはないんですよ、ひとつも。
すべて勉強ですよね。
(これからは)大なり小なり、なんか人がよろこんでくれるような…たとえば自分が主演でやってたとしても、周りの人が「出てよかった」と思えるような、そういう環境を作ったりとか、あとは譲れるところは人に譲って。
あとは誰かが当然、主演でやる場合でも、力を貸せることがあればね、どんどん貸していきたいと思いますしね、自分もそうされてきたんで。
若い頃ってね、どうしても自分のことしか考えられないでしょう。
まぁ、だから、いろんな人と出会って、それが俳優としてもそうですけどね、一人の人間としても勉強になりますよ。
普通だったら、こんなたくさんの人と出会えない。
だから、若い俳優から学ぶこともあるしね、けしてキャリアがあるから自分の方が上だと思ったら大間違いですよ。
継続するのが一番難しいんですから。
それが一番、大変だってことですね、続けること…。
(NHK『SWITCHインタビュー 達人達』より)
ロナウジーニョ(1980年3月21日‐)
プロフットボーラー
本名は、ロナウド・デ・アシス・モレイラ。
セレソンでの成績は、97試合に出場、33得点(2017年1月現在)。
FIFA最優秀選手賞は2回、バロンドールは1回獲得している。
パリ・サンジェルマン時代の同僚ジェローム・ルロワの回想。
ロナウジーニョは1週間のうち、1日たりとも練習をしてなかったよ。
金曜日に突然現れて、土曜日には試合へ出る準備をしてた。
それが、ロナウジーニョだ。
毎朝、必ずサングラス姿で現れると、ユニフォームに着替えてすぐにマッサージルームへ直行し、眠っていた。
彼のような天才は少し変だよ。
意味不明だった…。
(電子マガジン『ザ・ワールド』より)
村田諒太(むらたりょうた 1986年1月12日‐)
プロボクサー
2012年、ロンドンオリンピックのミドル級で金メダルを獲得後、プロに転向。
2017年1月現在、12勝(9KO)無敗で、WBA世界ミドル級2位にランク。
何もかも楽しいボクシング人生ではないんですけど、それでいったって恵まれているわけです。
だから僕はその…そこまでの苦労をしたと自分では言ってはいけない人間なんだろうなとは思うわけです。
それで、「僕は大変なんです」、「こんな苦労をしました」って言ったら、同じようにやって報われない人たちに対して、それは何だろう…あまりにも独りよがりだと、感じがするので。
それを言うと……自分の努力を過大評価してないってとこだと思います。
そんなもの過大評価してしまうと、「報われない」とかっていうことになってしまうじゃないですか、「俺はこんなにやったのに」とか。
プライドで闘う時って、俺は「こんな存在なんだ」って思って闘ってる時って…確かにロクな試合にならないですね。
(NHK『SWITCHインタビュー 達人達』より)
甲本ヒロト(こうもとひろと 1963年3月17日‐)
ミュージシャン、シンガーソングライター
1985年、真島昌利らと、THE BLUE HEARTS(ザ・ブルーハーツ)を結成。
1995年、解散。
1995年、↑THE HIGH-LOWS↓(ザ・ハイロウズ)を結成。
2005年、活動休止。
2006年、ザ・クロマニヨンズを結成。
確かに、モテたいためのバンドってのもあるかもしれないけど、そっちには行かないですね。
ロックンロールをモテるための手段と考えるか、ロックンロールそのものが目的なのかの違いかな。
「ロックやって金持ちになりてぇ!」とか言う人がいるけど、その人の目的は金ですよね。
「じゃあ、お前、金が欲しいんだな、ロックじゃなくていいんだな。宝くじ当たったら、もうやんないんだな。めちゃめちゃモテて、金がザックザックあったら、ロックやんないんだな」ってなる。
そういうことじゃないですよね。
ブレるってことが、どういうことなのかわかんない。
ハンバーグ好きな子が、ずーっとハンバーグ食ってて、「お前、ブレないな!」ってほめられてもね(笑)
「だって好きなんだもん!」としか言えないでしょ。
飽きるまでやるだけです。
ロックンロールは全然飽きないんですよ。
飽きたら、やめます、特に使命感もないので、たぶん…たぶんね。
(『ORICON STYLE』より)
槇原敬之(まきはらのりゆき 1969年5月18日‐)
シンガーソングライター、作詞家、作曲家
2014年6月11日、東京国際フォーラムでのMC。
わたくしは40歳になったある日、ある言葉を、言ってしまいました。
これホントすごい、これ実話なんで、よく聞いといてください、みなさんにもそういう日が来るかもしれませんからね。
普通みなさん、朝目が覚めた時には、「今日、何曜日だっけ?」とか「おなかがすいた」とか、そういうこと言うじゃないですか。
槇原敬之は、これ本当に、自分でもすごい…清々しい、いい朝だったんですよね。
もう、すごい晴れてて、なんていうんですか、疲れがない目覚めってわかります?
みなさん、ねぇ、35を過ぎると、ずっと疲れてるじゃないですか毎日。
疲れのない目覚めだったんです。
で、目が覚めて、こう言ったんです僕は、よく聞いててくださいね。
「あぁ、もう何も恥ずかしいことなんて、ないや…」
ありがとうございます、きっとわかってくれると思ってました。
これ、ものすごいいい気持ちで…何でしょう、ある日ですね。
まぁ、40歳になるってのは…今、45なんですけど、なかなか楽しいですね、もう恥ずかしいことないっすから(笑)
いや、もちろんそりゃ人間としての恥ずかしさはありますよ、なんか「これはやっちゃいけない」とか、そういうの。
なんか、大概のことは大丈夫です。
たとえば、もうなんかカッコつけちゃって、「もうねぇ、45だし恋愛の歌でもないだろ」なんて思ってた、そんなような恥ずかしい気持ちなんかも、すっかりなくなってしまいました。
(BS-TBS『槇原敬之コンサート Listen To The Music The Live うたのおもてなし』より)
新垣結衣(あらがきゆい 1988年6月11日‐)
女優、ファッションモデル
私にとって一番大事なことは寝ること。
自分のためにしてあげられる最高のご褒美。
理想は毎日8時間。
それ以上、寝ていられるなら、こんなにうれしいことはない。
人目に触れる側の人間なので、あからさまに疲れているのがにじみ出てると、よくないと思う。
自分が元気であることが大事なこと。
寝てないと笑顔が減っていくと思う。
飲みに行く、温泉に行く、ドライブをする…リラックスやストレス解消に結びつくことは人それぞれ。
私の場合は、家でゆっくりすることが、いい状態を保つために必要なんです。
(「スポニチアネックス」より)
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