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表現者の流儀 #012 椎名林檎

椎名林檎(しいなりんご 19781125 -
シンガーソングライター
1998年、『幸福論』でシングルデビュー。
1999年、1stアルバム『無罪モラトリアム』をリリース。160万枚のセールス。
 
口元にほくろ、の女性にあこがれてペンで書いていたら本物ができたが、
その後、手術で除去するも、すぐ近くにまた新たなほくろができて、今日に至るという。
 
 
SWITCHインタビュー 達人達』(NHK)で、
対談者である小説家の西加奈子から、「職人さんっぽくて、すごいシャイ」と言われて。
 
「J-POP職人って自分で思ってるから。
本当はね、すっごい好きな音楽ってこういうのじゃないんですよね。
だから、すっごい乖離しちゃってて、音楽って思わない…。
なんかこういう、“わー”って歌が入ってたりするものって、やっぱりポップだとは思うけど、どっちかって言うと広告みたいなものだなぁと思って、短いし。
小っちゃい頃から聴いてるものって、たとえば“ギャン”ってうるさいギターが入ってるようなものって聴いたことなかったし。
急にね、あるとき、「この商売をやりませんか?」って話をもらったから。
いろんな資料をごまんと渡されて、聴かされて、
「こういった類のものを混ぜ合わせて作ってください」って大人の人に言われて、高校生のときに。それから始めたから…。
まず、歌はいらないって。音楽というのは歌が入ると、もう風俗になるっていうか…
あの、料理とかでよく置き換えて考えて、まぁ現場でもそういう話が多いけど、“ごはんもの”みたいになっちゃうんですよ、もう、どんぶりものみたいな。
歌が、やっぱ勝っちゃうじゃないですか。歌が入った時点で、みんな歌に耳がいっちゃうし、言葉が乗ってたら、もう…ねぇ。
だから、“あっ、しょう油加えて炒めてある”みたいな、なんか、そういう感じの、そういう系統のものって引っ張られちゃうし…。
それはそれで、今となってはおもしろいと思って、作るときは面白味を感じてやるけど。
そこまで乖離してないと、こんだけ割り切ってたくさん書き続けられなかったんだろうなっていうふうに、もう最近になって思いましたけど。
大好きだったら、ちょっと何か難しそうって思います」

 
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at 01:28, maricro15, -

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表現者の流儀 #011 石牟礼道子

石牟礼道子(いしむれみちこ 1927311 -
小説家、詩人。
代表作は、熊本水俣病を題材にした『苦海浄土 わが水俣病』。
 
 
「書くということは何だろうと思ってましたから。
物を書くということは、どういう意味があるんだろうとは深く思ってまして。
人間が……辱められてるって……存在が。
時代というのが……代用教員を辞めるころから……人間と国家と、それから、いちばん人間の単位の家族とか、村とか町とか、国家とか何だろうと、ずっと思ってましたんで、
これを書けば、それがわかるんじゃないかと思って。
最小単位としての人間が辱められている。
で、一字ずつ、ゆっくりかかって一字ずつ言葉を探して、書き始めましたね。
そういうと物物しいですけど、そんなに物物しくなく、音を立てずに書いてました。
事事しくならないようにと思って……」
(『日本人は何をめざしてきたのか 知の巨人たち 第6回 近代とは何か 魂の行方』NHKより)

 
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at 14:42, maricro15, -

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表現者の流儀 #010 水木しげる

水木しげる(みずきしげる 192238 -
漫画家。
「ゲゲゲの鬼太郎」などの、点描の多い濃厚、濃密な妖怪漫画で知られる。
日本人ならよく知っている妖怪たちの絵は、過去の文献などに妖怪画がなく、
文章の記録しかないものに関しては彼の創造。
 
 
幸福の七カ条
第一条 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
第二条 しないではいられないことをし続けなさい。
第三条 他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし。
第四条 好きの力を信じる。
第五条 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
第六条 怠け者になりなさい。
第七条 目に見えない世界を信じる。
(『水木サンの幸福論』/日本経済新聞社より)
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at 16:19, maricro15, -

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表現者の流儀 #009 ハーマン・メルヴィル

ハーマン・メルヴィル(181981 – 1891928日)
アメリカの小説家。
裕福な輸入商の家に生まれるが、13歳ころ父が多額の借金を残し死去。
銀行員や教員などで生計を立てるも夜逃げをすることもあり、船員になる。
その後、『白鯨』など死後に評価を得る作品を書き上げるも生前は評価されず、
生計を立てるために税関職員として働き続ける。
長男の自殺、自宅の焼失、次男の出奔と死亡などの悲劇を経験し、
死後30年経ち、再評価された。
 
 
「不遇はナイフのようなものだ。
刃をつかめば手を切るが、柄をつかめば役に立つ」
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