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表現者の流儀 #004 阿久悠

阿久悠(あく ゆう 193727 - 200781日)
作詞家、小説家
生涯に作詞した曲は5000曲以上。
生涯シングル総売り上げ枚数は68319000枚。
日本歌謡曲界の巨人、怪物とも呼ばれる。
 
「阿久悠作詞家憲法」
1.美空ひばりによって完成したと思える流行歌の本道と、違う道はないものであろうか。
 
2.日本人の情念、あるいは精神性は、「怨」と「自虐」だけなのだろうか。
 
3.そろそろ都市型の生活の中での、人間関係に目を向けてもいいのではないか。
 
4.それは同時に、歌的世界と歌的人間像との決別を意味する
  ことにならないか。
 
5.個人と個人の実にささやかな出来事を描きながら、同時に、
  社会へのメッセージにすることは不可能か。
 
6.「女」として描かれている流行歌を、「女性」に書き換えられないか。
 
7.電信の整備、交通機関の発達、自動車社会、住宅の洋風化、
  食生活の変化、生活様式の近代化と、情緒はどういう関わりを持つだろうか。
 
8.人間の表情、しぐさ、習癖は不変であろうか。時代によって、
  全くしなくなったものもあるのではないか。
 
9.歌手をかたりべの役から、ドラマの主人公に役替えすることも必要ではないか。
 
10.それは、歌手のアップですべてが表現されるのではなく、
   歌手もまた大きな空間の中に入れ込む手法で、そこまでのイメージを
   要求してもいいのではないか。
 
11.「どうせ」と「しょせん」を排しても、歌は成立するのではないか。
 
12.七・五調の他にも、音楽的快感を感じさせる言葉数があるのではなかろうか。
 
13.歌にならないものは何もない。たとえば一篇の小説、一本の映画、
   一回の演説、一周の遊園地、これと同じボリウムを四分間に盛ることも
   可能ではないか。
 
14.時代というものは、見えるようで見えない。しかし、時代に正対していると、
   その時代特有のものが何であるか、見えるのではなかろうか。
 
15.歌は時代とのキャッチボール。時代の中の隠れた飢餓に命中することが、
   ヒットではなかろうか。
 
(『生きっぱなしの記』/日本経済新聞社より)

 
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at 00:29, maricro15, -

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表現者の流儀 #003 北野武

北野武(きたのたけし 1947118日‐)
コメディアン、タレント、映画監督、俳優。
大学除籍後、芸人の道に進む。
1980年代初頭の漫才ブーム最大のスターのひとり、ビートたけし。
 
2014年、第27回東京国際映画祭で、若手監督たちとのトークイベントで、
「自らの追い込み方は」と聞かれて。
 
「どうせ死ぬんだから、ということ。
人間は生まれて、ご飯食べて、うんこして、子ども作って、死ぬ。
どれだけ考えたり、動けるか。
社会的に迷惑をかけずに、スレスレで生きることを、無限に考えた方がいい」

 
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at 00:14, maricro15, -

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