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表現者の流儀 #210 小山登美夫

小山登美夫(こやまとみお 1963年 東京都生まれ)

ギャラリスト

 

東京藝術大学を卒業後、日本を代表する現代美術画廊での勤務を経て、1996年に「小山登美夫ギャラリー」を回廊。

以後、村上隆、奈良美智など同世代の日本人アーティストの展覧会を多数開催。

また、多くの海外アーティストを日本に紹介している。

 

 

画家の人の、わりと個展なんか観てるときに、やっぱしあるときから自分の絵を、とくに調子がよかったときの絵をまねしちゃうとかね、フォローしちゃうときがあったりして、そういうのってのは、けっこう残酷だなっていうか…ありますよね。

売れるっていうことと、自分の作家性っていうものとがグチャグチャになっちゃった時期っていうのが、多分ある人がいると思うんですね。

 

やっぱし、みんな年取っていくわけじゃないですか、役者さんもそうだと思うんですけど、その年なりの価値観とかがあって、それの演技があったりとか、制作があるって思うんですよね。

 

やっぱし、その作家がちゃんと作り続けていって、死ぬまでね、作り続けていくことによって最終的に名前が残るわけじゃないですか、ゴッホとかにしてもね。

ゴッホはだって、生きてる間に1コしか売れなかったでしょ。

なんか現代美術の…僕はよくわからないけど…ギャラリーの人たちって、ゴッホっていう伝説があるじゃないですか、画家は貧乏だ、それで1枚しか売れなかった、で狂って死んじゃったっていうのがあるじゃないですか。

そういったようなものから、やっぱし逃れたい、「自分がそのときにギャラリストだったら、ゴッホを扱って大成功させただろう」って…まぁそんな簡単じゃないと思うんですけど、そういったのって、みんなちょっとは思ってると思うんですよ。

それがまた、何百年と残っていくわけじゃないですか、それがやっぱし美術のいちばん、最終的にはおもしろいところですね。

 

NHKSWITCHインタビュー 達人達』より)

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