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表現者の流儀 #208 リオ・コーエン

リオ・コーエン(1959年アメリカ・ニューヨーク生まれ)

You Tubeの音楽部門の全世界総責任者

 

1980年代前半、ヒップホップの先駆者であるRun-D.M.C.のロードマネージャー(ローディー)を務める。

その後、レコードレーベル「Def Jam Recordings」でビジネスを拡大。

Def Jamでは、ビースティボーイズ、パブリック・エナミー、LL Cool Jなどのアーティストをマネジメントした。

1999年、マーキュリー、アイランド、デフ・ジャム・レコーディングスの統合に成功し、アイランド-デフ・ジャム・ミュージック・グループを創設。

後に、ワーナー・ミュージックグループのCEOを務めた。

 

 

新人の発掘、育成、そしてマーケティング…そうしたことに私は恋焦がれています。

私は音楽の可能性とチャンスに、ずっと魅了されてきたんです。

ほんの偶然から特別なものが生まれ、世の中が変わるのを待つ。

そうして自分の方向性を、この業界の中で決めてきました。

 

最初はラップなんて雑音だと言われてました。

でも、今では世界中で大人気です。

子供たちも自分たちの問題について、自分の声と言葉でラップしていますよね。

すごく素晴らしいと思っています。

 

 

You Tubeには多くの頭のいいエンジニアや、コンピューター科学の専門家がいます。

音楽業界の視点を、そこに持ち込みたかった、アーティストの思いを伝えたかったんです。

アーティストの声をこの会社の中に、きちんと届けることが私の仕事なんです。

それまで、You Tubeには音楽業界の人間は存在していなかったんです。

 

多くのアーティストには支えが必要です。

曲を書いたり、演奏したりするのは、つらくて、魔法みたいなもの。

だから手助けがいるんです。

だから、レコード会社は今でも重要です。

しかし、過去ではなく現在と未来を見つめるべきです。

 

 

多くのアーティストはビッグスターになることと、お金儲けをモチベーションにしています。

しかし、道でデコボコした障害にぶつかったら、あきらめてしまう。

作曲を続けることは奇跡のようなもので、とても困難な道のりだと思います。

 

 

私の両親は、私に「働くこと」は避けてほしいと思っていました。

何度も聞かされたことは、「世の中のほとんどの人が働くけれど、そのうちの1%に満たない人だけが情熱を注げる何かを見つけられる」と。

親の励ましもあって、私は情熱を捧げられる何かと出会え、リッチマンになれました。

それは、お金のことではなく、人生の豊かさのことを言っているのです。

両親が情熱の大切さを教えてくれたんです。

 

 

今、心配なのは、アプリのアルゴリズムが似たような曲としか連動しないことです。

たとえば、レコード店に行って、ヴァン・ヘイレンのところに行きますね。

でも、他にレコードが並んでいるのを見て、違うアーティストも買ったはずなんですよ。

ですから、私たちのアプリが改善して、驚きと発見の感覚を磨きたいと思っています。

ファンを狙い撃ちしたものだけではなく、もっと広い音楽の世界を知ってほしいのです。

 

NHKSWITCHインタビュー 達人達』より)

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