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表現者の流儀 #199 CHARA

CHARA(ちゃら 1968113日‐)

ミュージシャン、女優、音楽プロデューサー

 

代表作に、『あたしなんで抱きしめたいんだろう?』、『やさしい気持ち』、『タイムマシーン』、『Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜』など。

 

 

なんか、大人になったらやっちゃいけないこととか多いじゃないですか。

でも、たまたま私は夢のシンガーソングライターというか、音楽を仕事にできているので、やっちゃいけないことというか、自分の感情を……特に“一筆書き”を大事にしてるタイプだから、人が気づかないような…なんでしょうね、繊細なこととかも掘り出したいわけなんですよね。

「こんなものいいよ、我慢すれば」みたいなものを我慢しなくていい…我慢というか、ストレスみたいな、世の中に多いじゃないですか、今。

それを代わりに掘って、メロディとかに変えて、心の木に飾るみたいなことをする仕事だから。

 

 

記憶にあるのが…音楽教室に行ってたんですけど、作曲とかする…それで先生が弾いて、伴奏して、みんながお歌を歌うんですけど、先生の見てて「あれ弾ける」と思ったみたいで、「先生、代わりに弾いていいですか?」って言って、終わりの会の「さよならの歌」を伴奏した時です、まだ今でも覚えてるんですけど、みんながすごい一生懸命歌うのが、(自分が)役にたってるのがうれしくて、役割が…これ(ピアノ)が助けてくれるみたいなのが、ちょっと小っちゃいながらに思ってて。

 

でも、泣き虫だったみたいで…「チャラ」ってニックネームは(小学)3年生の頃についたんですけど、やっぱり授業中、同じように空想とか、外見てるような子供だったみたいで、先生が注意した時に、「おっ、チャラ、チャラ」って最初に言ったのがきっかけで。

泣いてたけど、すぐ次に瞬間、次のものに一生懸命取り組む様子を「しゃらっと」って、なんかこっちの、東京の言葉であって。

忘れてたんですけど、私が『笑っていいとも』に出た時に、面倒くさいから「チャラチャラしてるからCharaですか?」とか言われて、「まぁ、そんな感じで〜」って言ったら、先生から手紙来ちゃって、「違うわよ!」みたいな、「違う、全然真逆!」みたいな手紙が来て、よしこ先生から。

「そうなんですよ、すみません」と思って。

「あなたの(ニックネームの)意味は“しゃらっと”から来てるのよ」っていって。

わりと違う意味なんで…まぁ、それは今も似てるかなと思いますけどね。

 

 

離婚した後から、コンセプトを「自分は音楽と結婚したんだ、Chara」みたいな感じの…寂しげですみません(笑)、なんとなく、そういうコンセプト、コンセプチュアルなの好きなので。

だけどまぁ、進化はしてく(と思う)。

声もね変わってくし、やっぱり年取っていくから、出なかったところが出たり、出たところが出なくなったりとか、いろいろバランスが変わっていくので。

なんだろ…でもまぁ、自分の老いとかをちゃんと受け入れて進化していきたいと思っていて。

 

 

なんか…今って、たとえば写真ひとつでもキレイにできる、あとコンピュータでも、たとえば歌の修正もすごいできちゃうけど、やりすぎたくないよね…なんかそういうのが自分にはあって、作りは昔のアナログの頃ってさ、みんな「せーの!」でしかできない時代、「テイクがよかったら、いいじゃん!」みたいなのをやっいてきたいと思いますけどね。

 

NHKSWITCHインタビュー 達人達』より)

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