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表現者の流儀 #188 石田衣良

石田衣良(いしだいら 1960328日‐)

小説家

 

代表作に、『池袋ウエストゲートパークシリーズ』、『4TEEN』など。

 

 

小説は、上手く誤魔化さないといけないんですよ。

きっちり、ぎゅーって書くところと、本当にポツっとだけ買いて余白を残しておいて、想像してもらう…そのバランスが上手く取れると、作品としては大きな嘘が本当のことになるんですね。

 

その時(余白を残す時)にはね、本当はなるべく具体的な“物(ぶつ)”があるといいんです。

それこそ、例の(未だ見つかっていない卑弥呼が魏の皇帝から与えられたという)金印だったりする…イメージが強いものを置いて、そこの周りに「これは何だろう?」と想像させたうえで、歴史的にはこうだっていうのを、こっちで固めておくんですね。

そうすると大きな嘘で、“ジャカルタに卑弥呼がいた”みたいな話になるわけです。

 

NHK『知恵泉』より)

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